以前紹介した『初恋ロケット』の著者、タアモさんによる初の長期連載作品『たいようのいえ』。2014年に第38回講談社漫画賞少女部門賞を受賞し、今年の6月に惜しまれつつ完結した全13巻の人気作品です。
主人公の本宮真魚(まお)は、幼少期に両親が離婚してしまい、父が再婚した義母と義理の妹と暮らし始めます。新しい家族の中で居場所がなくなり、一人孤独を募らせていく真魚。その寂しさを察して声をかけてくれるのは、向かいに住む歳の差の幼馴染の基(ひろ)。基も両親を事故で失い、両親が残してくれてた家を一人で守って暮らしています。そんな基は、真魚に一緒に暮らすことを提案。それをきっかけに恋愛だけには留まらない家族の物語が始まります…。
今回、本作を紹介してくれるのは高校生モデルのしそちゃん。小学生からの愛読書という本書の魅力を語っていただきました。
ーー本作を読み始めたきっかけを教えてください。
ーーいわゆるジャケ買いだったんですね! 高校生になって読み返してみて、感じ方が変わった部分はありましたか?
ーーしそちゃんも大人の階段を上ってたわけですね(笑)元々少女漫画は読む方だったんですか?
ーーたしかに本作は「恋愛」と「家族」の話がバランスよく描かれていて、いろいろ考えさせられる作品ですもんね。
しそちゃんに本作の好きなキャラクターを教えていただきました!
ーー素直な子って愛らしいですよね! しそちゃんは真魚と似てるなって思うところありますか?
ーー(ちょんまめを確認後)これは…そのまんま「ちょんまげを生やした豆」…(笑)少女漫画らしからぬシュールさが面白いですね。
ーーめちゃくちゃいい奴じゃないですか。。
ーー大樹の日頃の行いを考えるとそれぐらい許しちゃいますね(笑)ちなみに、しそちゃんは基と大樹のどちらがタイプなんですか?
ーーここでも大樹には軍配上がらず。。大樹の幸せを祈るのみです!
ーーストーリーを混ぜ返すようなキャラクターってことですね。たとえばどんなエピソードがありますか?
ーーなんという大胆なアドバイス(笑)でも、こうしたちーちゃんのズレたアドバイスが二人の間を縮めてくれるんでしょうね。
ーー元々漫画を読まれるということで、とくに本作をオススメしてくれたのはなんでですか?
ーー確かにくすぐったくなるような恋愛話だけではない分、男子でも手に取りやすいかもしれませんね! 本作のテーマの1つでもある「家族」について印象的なシーンを教えてください。
ーー妹の気になるストーリーは原作をチェックしていただきましょう。真魚と基はこの先どうなっていくんでしょう?
ーー今後二人の恋の行方が楽しみなのはもちろん、家族のつながりがどうなっていくのかにも注目ですね! ありがとうございました!
今まで読んできた少女漫画とは一味違う少女漫画をお探しの方は、ぜひ本作を手に取ってみてください! 以下の特設サイトでは、コミックス第1話をまるまるお試し読みできますよ!
・名前 :しそ
・生年月日:1999.5.7
・出身 :東京
・職業 :タレント、高校1年生
・趣味 :音楽を聴く、お風呂で歌う
・他に好きなマンガ:ヒロイン失格、俺物語
・Twitter:@shiso_cbgr