スポーツ | 2015.08.28
W杯女子バレーが話題の今こそ読むべき!『ハイキュー』の魅力を元バレー部モデルが語る!
高校男子バレーボールの青春ストーリー!
昨日、女子バレーボールW杯大会で日本代表が世界ランク6位のドミニカ共和国との激戦を制し、4勝1敗という好成績で東京大会を終えました。リオ五輪の出場権をかけてますます白熱している今、ぜひ読んでいただきたい漫画が『ハイキュー!!』! 週刊少年ジャンプで連載中の大人気バレーボール漫画で、今秋にはテレビアニメ第2期が放映されることでも話題となっています。
主人公・日向は小学校の時、春高バレーに出場していた宮城県立鳥野高校排球部のエースで「小さな巨人」と呼ばれる小柄な選手に憧れて、中学校ではバレー部に入部します。しかし部員は日向一人で廃部寸前。中学3年の時にやっと入ってきた一年生と、助っ人の寄せ集めチームで参加した最初で最後の公式試合で、天才セッター・影山と出会います。その後、日向と影山は同じ鳥野高校に入部してそれぞれの力を活かしながら全国を目指すことに……!
今回は中学時代にバレーボール部だったモデルの白石みれいちゃんに、部活での挫折やそれを乗り越えたチームの絆など、自身のバレーボール経験を含めて本作の魅力を熱く語ってもらいました!
『ハイキュー!!』と出会ったきっかけ
ーー本作を読み始めたきっかけを教えてください。
『ハイキュー!!』はアニメから入ったんですけど、学校の友達から原作も勧められて、貸してもらって読むようになりました。
ーーみれいちゃんはバレーボール経験者なんですよね!
そうなんです。中学校の時に3年間レフト・ライトでアタッカーでやってました!
ーーバレー経験者から見た「ハイキュー!!」の面白さとははどんなところでしょう?
キャラクター一人一人がすごく個性的で濃いんです! 特に濃いのが月島さんで、メガネをかけててハッハッハみたいに笑う人なんですけど、クールで毒舌だったり、でも失敗したり(笑)面白いです!
ーー見事にバレー経験とは無関係の視点じゃないですか(笑)月島さんのカッコよかったシーンはどんなところですか?
え!…そういうところあんまないんですよね(笑)かっこいいセリフとかあんまり言わないですよ。ボソッと言い捨てていくパターンが多くて。
ーーえ、そうなんですか? 何か一つでも…!
カッコいいセリフはー…うん、ないですね(笑)月島さんがいいのはセリフとかじゃなくて、キャラなんです!
ーーなるほど(笑)ちなみにスポーツ漫画って現実じゃありえないような必殺技が出てきたりしますが、『ハイキュー!!』にもありますか?
一回レフトからライトにブロックしにいったのに、またレフトに戻ってブロックして止めるっていう、もう速すぎでしょ! 絶対ありえないでしょ! みたいなのはありますね(笑)でも、それも含めてカッコいいからいんです!
ーーそれはすごいですね。同じアタッカーとしてカッコいいなと思ったシーンはありますか?
ジャンプ! ジャンプしてる時が「はあーーーっ♥」てなります(笑)
ーー打つ瞬間ではないんですね(笑)
あっ、着地するところもかっこいいです。ジャンプしてから着地するまで。練習中の日向は別にカッコよくないんですけど、試合になると「はあーーーっ♥」ってなっちゃうくらい飛ぶんです。
ーーマニアックな視点にびっくりです…!
バレー経験者が語る『ハイキュー!!』オススメの試合!
ーーオススメの試合シーンを教えてください。
音駒(ねこま)高校との試合です! 音駒高校と戦うとき、鳥野高校はまだメンバーも揃ってなくて万全じゃなかったんです。それで試合に負けちゃって、相手からけっこうボロクソに言われちゃうんですよ。日向も影山君もみんなもすごく負けず嫌いだから、そこでやっと一致団結するんです。気持ちを高め合ったというか。
最初は練習すらしなかったのにするようになって、みんなでボールをつないでいくんです。それがすごくカッコいいなって。やっぱりバレーボールって「つなぐ」球技だから。
ーーバレーボールが改めて一人ではできないスポーツだと感じますね!
バレー経験者が『ハイキュー!!』に共感するポイントとは?
ーーバレーボール経験者として、本作に共感したところはありますか?
ウイングスパイカー・東峰(あずまね)が、何回スパイクを打っても全部ブロックされて、自分のせいで負けたと思い込んでバレーボールを辞めてしまうシーンです。日向たちが頑張って連れ戻して一緒に克服して行く、みたいなのがすごくよくて、共感できました。私も身長が低いからすぐブロックされちゃうんですよ。だからスパイクが入らなかったとき、失敗したときの辛い気持ちがすごく分かります。
ーーアタッカーは誰しもが経験していることかもしれませんね。みれいちゃんもアタックを打つのが怖くなったことがあるんですか?
あります。だから怖くなるのをみんなに言って、支えてもらいながらそれを克服するようにしていました。やっぱりチームワークって大事だなって感じました。だからバレーボールをやっている人が読むとこのシーンはすごく共感できると思います。
ーー自分の悩みを仲間と一緒に克服していくのは団体競技ならではの魅力ですよね。ありがとうございました!
今まさに白熱している全日本女子バレーボールとは一味違う、少年漫画ならではの友情・戦いの詰まった『ハイキュー!!』、ぜひチェックしてみてください!
ライター:宮永
カメラマン:こば犬
モデルプロフィール
・名前 :白石みれい
・生年月日:1997/07/25
・出身 :神奈川
・職業 :学生
・趣味 :バレーボール
・他に好きなマンガ:キングダム
・Twitter:@Mirei_lino
おまけ
icatch
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
美女マンガの最新情報をチェック!