恋愛 | 2015.10.18

志尊淳、芳根京子主演で『先輩と彼女』実写映画公開中！原作の魅力とは？

高校生の片想いの切なさを描く大ヒット少女漫画！

南波あつこさんが描く片想い女子の永遠のバイブル『先輩と彼女』。わずか全2巻にして100万部を超えるという脅威的ヒット作品です。

志尊淳さん、芳根京子さん主演で実現した実写映画も、いよいよ10月17日（土）から全国公開されて話題になっています。

「甘い恋」への期待を胸に高校生になった主人公の都築りかは、入学早々カッコいい先輩2人組に勧誘されて「現代文化調査部」に入部します。その内の一人、美野原圭吾（みの先輩）に想いを寄せるりかでしたが、みの先輩には他に好きな人がいることに気づきます。その相手は卒業生で部活のOGでもある大学生の沖田葵。才色兼備で後輩から人望もある年上の女性を相手に、果たしてりかの片想いは実るのでしょうか？

今回は、少女漫画大好きという大学4年生の菅谷穂ちゃんに本作の魅力を語っていただきました！

先輩と彼女　リマスター版（１）

『先輩と彼女』の魅力とは…？

ーー本作を読み始めたきっかけを教えてください。

菅谷穂

最初は『隣のあたし』っていう南波あつこ先生の別の作品を友達に貸してもらったんですけど、それがすごく面白くて。『先輩と彼女』も面白いよ〜って勧められたので、こっちは自分で買って読みました。

ーー本作は2巻完結と短いから買いやすいですよね。どんなところが魅力ですか？

菅谷穂

少女漫画のヒーローって「学年一のイケメン」とか「女子全員の憧れの王子様」みたいなキャラクターが多いんですけど、みの先輩はカッコイイけどキザではなくて普通の男の子なので、日常的な恋愛模様が描かれている感じが好きです。

菅谷穂

個人的に、本当はもうちょっとツンデレ系に萌えるんですけど（笑）『ストロボ・エッジ』の蓮くんとか。。

ーーなんで急に個人的なタイプ掘り下げてきたんですか（笑）本作のどんなところに共感しましたか？

菅谷穂

好きになった人が他の人を好きってすごくツライじゃないですか。しかもそれが自分の知らない年上の女性だと尚更…。そんな中でも健気にみの先輩のことを想い続けるりかちゃんに共感します。片想いの切なさにキュンキュンしました。

※以下、ネタバレ注意です。

『先輩と彼女』でキュンキュンしたシーンは…？

本作のお気に入りシーンを教えていただきました。

お守りの贈り主がりかだとみの先輩が気づいたシーン

菅谷穂

みの先輩が葵先輩と同じ大学を目指しているのを知ってしまったりかは、ショックを受けて自分から身を引いて、しばらく音信不通の日々が続くんです。それでも先輩のために合格祈願のお守りを買って、自分からというのを隠して友達に渡してもらうんですが、最終的にみの先輩はそれがりかからの贈り物だって気づくシーンが好きです。

ーーなぜみの先輩は気づいたのでしょう…？

菅谷穂

そこはネタバレしちゃうとあれなので原作を確認してください。

ーーここまでしたら変わらない気がしますが（笑）ちなみに菅谷さんは少女漫画をよく読むようですが、どういうところが好きなんすか？

菅谷穂

なんだろう…現実逃避できるところ？（笑）

ーー現実逃避するために読んでたんですか（笑）

菅谷穂

少女漫画のヒーロー役ってすごくカッコいいじゃないですか。「こんな人いない」って思うんですけど、だからこそキュンキュンできるっていうか。

ーー確かにリアルで壁ドンやられてもキュンキュンできなさそうですもんね。

菅谷穂

そう、現実ではありえないけど「女の子がしてもらいたいこと」や「かけてもらいたい言葉」が詰まっているので、それを味わいたくて読んじゃうんですよね（笑）